いつも風の栖スタッフのおなかを美味しく満たしてくれるパン屋さん、ミアズブレッド。
初春のある日、いつものようにパンを求めて行ったスタッフが、
心はずむお土産を持って帰ってきてくれました。
「オリジナルでエプロン作って欲しいねんけど」 というひと声。
さて、どうしようか。楽しい企画の始まりです。
・肩が凝らない紐のつき方
・すぐ乾く生地、でも丈夫
・汚れが落ちやすい
・アイロンいらず
・ひっかけられる
・使い込むほど味が出る
などなど、スタッフ内でもエプロンにこだわりを持つものが多く、
いろいろなアイデアが、声が、たちまち上がりました。
風の栖から、思い浮かべられるアイデアを凝縮した試作をかかえてミアさんへ。
おっきなポケットやペン差しポケットもついたワーカーズエプロンです。
紐やステッチ、ボタンホール等、どこかにミアズカラーの赤を取り入れたくて提案しました。
ミアさんも、気に入ってくれて鏡をのぞき込みながら、紐を結んだり外したり。
後ろ姿はおしりを隠すように生地を重ねていたけれど、
後ろで結びたいスタッフもいるので、どちらにもできるようにしたい!との意見も。
ミアさんは立ち仕事。
結び方も、仕事の持ち場によって前派と後ろ派がいるよ〜。
と普段からエプロンを使っているミアさんならではの意見です。
何度か試作を持っていくだびに、パンをひとつ。お菓子をふたつ。サンドイッチをみっつ。
美味しいものはぬかりなく。
いつも美味しいもので私たちのやる気スイッチをポンっと押してくれるミアさん。
このエプロンが、ミアズ職人さんたちの力添えのひとつになると嬉しいです。
後日、オーブン担当のスタッフさんのエプロンを見せていただいたところ
すでに何年も使っているのでは!? というくらいにいい感じに味が出ていました。
<ナカムラ>
*NAOTが出会った「はたらくひと」#1
MIA’S BREAD 森田三和さん の記事は、こちら。
*HP URL : MIA’S BREAD ( ミアズブレッド )