新人スタッフもっちゃんこと坂元が
お店のこと、商品のこと、日々のこと、気になることを先輩スタッフに
聞いてみよう!そして皆さんに風の栖の魅力をどんどん伝えていこうという企画。
「それ、気になっていたの」という方の参考になれれば嬉しいですし、
これを読んで風の栖に行ってみたいなと少しでも思っていただければ幸いです。
『 見えてきた! 風の栖のお洋服誕生ヒストリー』〈前編〉
記念すべき第一回目は風の栖のお洋服が
どういうきっかけで生まれたのか、
どんな思いで作っているのかを探っていきます!
そして、一番はじめに“風の栖のオリジナル服“として定番化した
襟付きボートネックブラウスの魅力にも迫ります。
まずは、今回座談会に参加するメンバーの紹介です。
それでは第一回目スタート!
では、風の栖で一番新米の私が、お客様に近い感覚でどんどん質問しようと思います!
そもそもたいこさん(村上)が服を作ろうと思ったきっかけはなんだったのですか?
そもそもたいこさん(村上)が服を作ろうと思ったきっかけはなんだったのですか?
私がいっぱいしゃべっちゃうかもしれないよ!ふふふ
私は幼稚園の頃から布を見ると、洋服を作っていた。そんな子だったんです。
私は幼稚園の頃から布を見ると、洋服を作っていた。そんな子だったんです。

ええー!すごい!
すごいザクザクと雑だけど洋服を作っていました。
母から姉と私に同じように生地を渡されると、
姉はそのまま残して、私は切って、縫って、
自分の人形の洋服を作っていたみたい。
やっぱり昔から好きだったんですね。
それがそのまま大きくなって今に至ります。
母から姉と私に同じように生地を渡されると、
姉はそのまま残して、私は切って、縫って、
自分の人形の洋服を作っていたみたい。
やっぱり昔から好きだったんですね。
それがそのまま大きくなって今に至ります。

自然と着やすい服や、
色んなふうに着こなせる服が染み付いていました。
幼稚園や小学校の制服のブラウスであったり、
そういうシンプルなものが、女の子が着る服として
自分の潜在意識の根本にあったんですよ。
今、風の栖で定番となっている
「襟付きボートネックブラウス」のデザインを考えた時にも
そういう意識がありました。
でもやっぱり大人の女性だからちょっと襟足とか、
鎖骨を見せたいなと思ったり…
作りたいブラウスのイメージがどんどん膨らんでいきました。
色んなふうに着こなせる服が染み付いていました。
幼稚園や小学校の制服のブラウスであったり、
そういうシンプルなものが、女の子が着る服として
自分の潜在意識の根本にあったんですよ。
今、風の栖で定番となっている
「襟付きボートネックブラウス」のデザインを考えた時にも
そういう意識がありました。
でもやっぱり大人の女性だからちょっと襟足とか、
鎖骨を見せたいなと思ったり…
作りたいブラウスのイメージがどんどん膨らんでいきました。

襟付きボートネックブラウスは、
大人が着ても可愛らしくて素敵ですよね!
大人が着ても可愛らしくて素敵ですよね!
そして、なんだか懐かしいでしょ。
うん、流行がない感じ。
そう!上品であって、流行もなくて、
女性だったら永遠に求めるデザインなの。
女性だったら永遠に求めるデザインなの。
そして、遊び心も忘れずに。
そうそう。後ろ前両方で着られるデザインになってたりね!


襟元にギャザーを寄せることで胸の大きな方も着られるし、
なんだか優しいシルエットになるんですよね。
ギャザーを入れずにストンと着ると制服になってしまうので、
そしたら少しだけギャザーを寄せてみようかしらって。
ボタンも制服は貝ボタンだったと思うのですが、
シンプルなブラウスだったら、ボタンで遊んでみよう!と…
そういう遊び心が私たちのポリシーですよね。
なんだか優しいシルエットになるんですよね。
ギャザーを入れずにストンと着ると制服になってしまうので、
そしたら少しだけギャザーを寄せてみようかしらって。
ボタンも制服は貝ボタンだったと思うのですが、
シンプルなブラウスだったら、ボタンで遊んでみよう!と…
そういう遊び心が私たちのポリシーですよね。
私、初めて見たとき、小さいボタン可愛い!!
って心をぎゅっと掴まれました。
特徴的ですよね。小さなボタンや、同じ形のブラウスでも
生地によってボタンを変えているとかね。
って心をぎゅっと掴まれました。
特徴的ですよね。小さなボタンや、同じ形のブラウスでも
生地によってボタンを変えているとかね。

そういうのってすごく楽しいし、手作りでするんだったら、
どこか遊びが欲しいじゃない。ポケットからチラリと見える裏生地で遊ぶとか。
どこか遊びが欲しいじゃない。ポケットからチラリと見える裏生地で遊ぶとか。
そうそう。チラ見せ、裏地フェチ。
裏地フェチ。笑
ブラウスのボタンは襟元から上4つだけ見せている物もあれば、
全て見せている物もあったり、くるみボタンの大きさも
どんなサイズにしようか悩んだり、サンプルを作ってみたり、
ということをスタッフみんなでやってましたね。
全て見せている物もあったり、くるみボタンの大きさも
どんなサイズにしようか悩んだり、サンプルを作ってみたり、
ということをスタッフみんなでやってましたね。
こんなに小さいくるみボタンって普通ないんですよ。
ないですよね。私も初めて見ました。
探して探して探して…このサイズのボタンを
作れる器具を見つけた時にはこれだ!と思って。
作れる器具を見つけた時にはこれだ!と思って。
どうしてもこの小さいボタンが良かったんですね!
でも本当にブラウスに合いますよね。
ちょっと作るのは大変だけど..。
でも本当にブラウスに合いますよね。
ちょっと作るのは大変だけど..。
お店の中でガンガンガン!って音をたてて作っているので、お客様はなんの音?ってなるよね。笑
でも、ボタンが少しでも大きかったら、制服っぽくなるし。
イメージが変わってくるよね。
そのちょっとした所が手作りの楽しさかな。
袖も、長袖にすると夏は暑くなってしまうし、
寒い日に長袖のTシャツを重ね着して
オールシーズン着てもらえるように七分丈にしています。
七分丈だったらアームカバーで調整することも出来ますしね。
袖も、長袖にすると夏は暑くなってしまうし、
寒い日に長袖のTシャツを重ね着して
オールシーズン着てもらえるように七分丈にしています。
七分丈だったらアームカバーで調整することも出来ますしね。

襟がボートネックになっているのも、
ハイネックと合うんですよ。
ハイネックと合うんですよ。
これで襟がつまっていると重ね着できないですもんね。
そう、その辺もオールシーズン着ていただけるように
デザインできたなっていうのが嬉しい。
デザインできたなっていうのが嬉しい。
絶妙のあき具合ですよね。
後ろを前にしてロールカラー風に着る事もできるしね。

この間感動したのは、
姉妹店NAOT NARAの二周年記念ライブをしてくださった
二階堂和美さんが、ライブ本番でこのブラウスを着てくれたこと!
しかも、前後ろ2パターンで着れますよ!と、着替えまでして
目の前で歌って踊ってくれた時は、すごく感激したよね!
姉妹店NAOT NARAの二周年記念ライブをしてくださった
二階堂和美さんが、ライブ本番でこのブラウスを着てくれたこと!
しかも、前後ろ2パターンで着れますよ!と、着替えまでして
目の前で歌って踊ってくれた時は、すごく感激したよね!

ジーンときたよね。
NAOTの白サボも履いてくれて。
すごく可愛かった!
似合ってたよね〜。
ひざっこパンツも履いて、全身白コーデで合わせてくれて、
こんなラフな格好でステージ上がったことない!って言ってましたよね。笑
こんなラフな格好でステージ上がったことない!って言ってましたよね。笑
これで、ステージ衣装デビューだね!
風の栖のお洋服は、年齢とか関係なしに
10代から80代までが着てくださってるじゃないですか。
それが嬉しいです。そういうものをこれからも求めていくし、
長く着られる、洗濯できる、それってすごく大事なことですよね。
昔、子供の服を作ってきた時の根本なのよね。
だからこれからも求めていくことだし、
しわはしわでかっこいいなって言えるようなものを
作っていけたらいいなあって。
だから、襟ブラウスは原点なんです。女の子の。風の栖としても。
10代から80代までが着てくださってるじゃないですか。
それが嬉しいです。そういうものをこれからも求めていくし、
長く着られる、洗濯できる、それってすごく大事なことですよね。
昔、子供の服を作ってきた時の根本なのよね。
だからこれからも求めていくことだし、
しわはしわでかっこいいなって言えるようなものを
作っていけたらいいなあって。
だから、襟ブラウスは原点なんです。女の子の。風の栖としても。
さて、まだまだ話は尽きそうにないので、後編へと続きます。
次回も引き続き、襟ブラウスの遍歴から風の栖の服作りへの想い、そして
これからの地球を守る話まで?!笑
盛りだくさんでお送りします。
8月20日アップ予定。
楽しいお話をお届けしますのでお楽しみに‥