奈良の住宅街からスッと横道に逸れると、
原始の森へとタイムスリップできる
約2mの橋を見つけた。
その橋を渡ると、
温度がヒヤッと下がって
濃い緑の匂いがして
車の音が聞こえなくなって
虫が何かを運んでいて
鹿の群れがのんびり草を食べていて…
ここだけ時が止まってるみたいだ
目の前に現れたこの大きな木は、樹齢何年くらいなんだろう?
私たちが産まれる何百年も前から立ってるんだろうな…
自然とその木に向かって「ちょっとお邪魔してます」と、お辞儀する
そして、色んな形の木の根っこや、まあるい苔のかたまり、
木の実や、蜘蛛の巣、葉っぱを見つけると、
素敵な一点モノの雑貨に出会った時のように
なんだかドキドキして、癒される。
自然の色や形の美しさからいただく、刺激とパワーはすごい!
帰り際にはここぞとばかりにたっぷりと森の空気を
吸って、吐いて、吸って、吐いて、また吸って
また約2mの橋を渡って現実の世界に戻る
(ナガタ)