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冬の味噌作り 一年後を楽しみに 

去年の冬に、お店のスタッフみんなで味噌作りをしました。
スタッフの一人に毎年お味噌を作っている子がいて、
先生になってもらいました。
1ヶ月くらいでできる白味噌を作ったのですが、
出来上がったお味噌がもう、おいしくて、おいしくて・・!

しっかり深みがあるのに、まろやかで甘くて、
何より優しい味わいが広がって、感激したのです。

手作りで、いや、手作りだから出せる味なのか?
あの味が忘れられなくて、また今年も作ろう!と思っていました。

去年はあっという間に食べ終わってしまったので、
今年は量をグッと増やすことに。
その量、一年分!

作り方は一人ではできる気配が全くしないので、
今年は母に一緒に作ってもらうことにしました。

自分たちで作ると、材料から揃えられるのも魅力。
ここは毎日食べるものだからと奮発して?いいものを調達。
北海道産のオーガニックの大豆、生麹、沖縄は屋我地島のお塩を用意。

そうそう、こんな作り方だった・・
大豆を水につけておいて、茹でたり、つぶしたり・・
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大豆の匂いが部屋中にたちこめます。
(途中立ち寄った妹によると、家の外まで匂いしてたよ!とのこと。
そんなに匂いするのね)

作り始めてしまえば、決して難しくないかもしれないお味噌作り。
なぜなら、一言で言ってしまえば、

「茹でてつぶした大豆を、塩と麹を混ぜたところに混ぜる」

だけなので。

だけど、作る時間を取るために、
よいしょと重い腰をあげる必要があるのかもしれない。
今年はその時間が取れてよかった・・と感じながら、
材料を混ぜていきます。

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お味噌作りは楽しい。
塩と麹を混ぜるときの、サラサラとした手の感触が気持ちがいい。
そして、材料全部を混ぜるときの感触も楽しい。
数日前、息子と雨上がりの公園で泥だんごを作ったけど、まさしくそんな感触。
絶妙な柔らかさ。
それをエイヤッと壷にたたきつけるのも、面白い。

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唯一のもどかしさは、できあがるのが約一年後!ということ。
長い、長過ぎる。。
でも、作った満足感と達成感はすごくあるから、おとなしく待つとするか・・うぅ。

結局大きな壷3個分になったお味噌は、「冷暗所、冷暗所」と探して、
風の栖のお店のとあるところに保管することにしました。
お客様も近くを通ることがある場所なので、
「ん?どこかからお味噌の匂いがする」と思われないかちょっとドキドキ。 

一年後のできあがりが今から楽しみです!

(ミヤガワ ミ)