庭の沙羅双樹が青々と繁るのを見て
季節のひとまわりしたことを実感する。
去年の4月。
風の栖のスタッフに仲間入りした頃、
庭は新緑がまぶしく、様々の花が咲いていた。
あれから、気づいたら1年。
あっという間だった中で
たくさんの出会いと喜びがあった。
向かい風の日もあった。
そして今、私はここにいる。
また来年もきっと、ここで笑っている気がする。
大切にしたいと願う出会いや、かけがえのない日々が
また私の中に増えていくだろう。
この春、風の栖には
新しい風が また 吹き始めている。
今年も、1年前と同じように、
だけど、全く新しい時間が
動き出している。
新しい季節の予感。
今年もきっと良い景色にたくさん出会える。
(タニグチ)