目にも心にも涼しい写真展が、奈良にもやってきてくれました。
(東京での展示の様子はこちら)
連日、蒸し暑い日が続いています。梅雨の奈良は風情があって一際美しいのですが、洗濯物も乾かず、まとわりつく汗もからっと蒸発しない毎日に心身も辟易、つい空の神様を呪ってしまいます。
そんなわたしの目に飛び込んできたのは、「アイスランド」の文字。
「アイスの国」ですって・・・?なんて涼しげなのでしょう。暑さに朦朧とした頭で、吸い込まれるように、小屋の中へ・・・。たちまち、アイスランドの青たちに魅せられました。
「何だかこの部屋涼しいよね。」「アイスランドってやさしい色の国なのね。」
うんうん。わたしもそう思います。特に用も無いけれど、ついつい足を運んでしまいます。
いいえ、わたしはこの小屋に、れっきとした「涼み」の用があるのでした。
開けっ放しの小屋。冷房は効いてないはずなのに、美しい写真たちには本当に不思議なチカラがあるのだと、しみじみ感じています。
7月8日まで、風の栖の庭小屋で開催中です。
梅雨のならまち探索の癒しスポットに、どうぞお立ち寄りください!
また、写真展と同時開催で、ミルブックス10周年アニバーサリーのイベントもやってきました。
特別にセレクトされた本をはじめ、ミルブックスさんが製作した雑貨やデザインを手がけたCDも販売。
わたし達も大好きな、ミルブックスさんの本たち。心の深い深いところに沁み込んでいくような、忘れられない一冊に出会えます。
せっかく梅雨なのですから、雨音を聴きながら読書なんてのも素敵ですね。
■keiko kurita 写真展 & ミルブックス10周年イベント
※詳細は以下のイベントページを参照ください
・2014年6月27日(金)~7月8日(火) @風の栖の庭小屋
entwa.jp/event/archives/117