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「フランスシター ~祈りの曲~」いいだむつみ

昨年秋に庭小屋でフランスシターを演奏してくださったいいだむつみさんが
春の訪れとともに、ふたたび庭小屋でやさしい音色を奏でてくださいます。

目を閉じて心を音にゆだねてみれば、
不思議と懐かしい景色が思い浮かんだり、大切な人の事を想ったり…
そんな穏やかで特別な時間をすごしていただけると思います。
前回の演奏会ではその美しい音色に感動し、涙されたお客様もいらっしゃいました。
祈りの楽器とされるフランスシターの調べに心癒されませんか。
ぜひお越しくださいませ。

2014年4月5日(土) 庭小屋にて
18:00開場 18:30開演/前売1500円 ※オリジナルハーブティ付
ご予約受付中です。
風の栖店頭、及びメール・電話にて予約受付できます。

TEL :0742-20-6887
order@entwa.jp

<フランスシター>(France Cithare)
フランスシターは南フランスに伝わる楽器で、中世の教会で、
祈りの合間に修道女たちによってつくられた楽器だそうです。
121本もの弦が張ってあって、右手で旋律、
左手で和音を指で弾いて演奏する、素朴で優しい響きの楽器です。
起源は旧約聖書の詩編にその名を見ることができるほど古く、
神を賛美し、感謝する祈りの伴奏に使われていた弦楽器です。
長く忘れ去られる時代も続きますが、19世紀に入り
再び典礼音楽で演奏されることで蘇ります。
その後、フランスにおいて伴奏だけでなく、独奏としても演奏できるように
改良が重ねられ、現在に至ります。
日本には2000年に「日本シター協会」(長谷川亘利 主宰・神戸)が
設立され、”フランスシター”として紹介されました。
使用の楽器はフランスのシスターが毎日の祈りの合間に
工房にて丹精込めて製作したものです。

<いいだむつみ>
フランスシター奏者
日本シター協会会員 奈良市在住
2002年、フランスシターの繊細で奥深い響と語りかけるような音色、
そして育まれてきた背景に見せられ、日本シター協会 長谷川身道子氏に師事。
各地で演奏を行う。オリジナル曲や即興を取り入れた独自の世界を追求している。
他に 鍵盤楽器・打楽器・リコーダーなど、習得してきた楽器で、
多くのアーティストとの競演も行い 映像作品の作曲・演奏も手がける。
また近年は震災復興支援チャリティーやホスピスなどでの
ボランティア活動にも力を注いでいる。