今年もあとわずか。
12月14日の日曜日は、2014年最後のNAOT TOKYOでのイベントの一日でした。
内容も、teteria大西さんによる紅茶教室が2回、
夜はticomoonのお二人による音楽会と
とても濃いもの。
寒い冬の日にはぴったりの心と体があたたまる催しです。
お昼の紅茶教室の様子。
紅茶王子(と密かに思っている)の大西さんの和やかな会がはじまりました。
大西さんの柔らかくて、心をつくおもしろトークで
参加されているみなさんの表情もやわらいでいきます。
教室というよりも、なんだかお茶会のような、平和なひととき。
大西さんがご自身で淹れた紅茶をみなさんにだされながらおっしゃった言葉。
“美味しい!”と思うときは、「美味しい!」と大きな声で言ってくださいね。
端から聞いていて、思わず笑っちゃいましたが、これって大事なことだなと。
教室では、みなさんの口からは次々と「美味しい」がこぼれていましたよ。
逆に、まずいね、っていう発言はみんながいる時はいわないほうがいい。
自分が美味しいと思うものを、美味しくないと否定されることほどつらいことはない、ということを聞いて、
はっとさせられました。考えたこともなかったからです。
そんな風に、大西さんの教室では、紅茶の楽しさ以外にも
いろいろなことを気づかせてくれる貴重な機会だなと思います。
すっかり辺りが暗くなったころ、ticomoonのライブがはじまります。
会場では引き続き、大西さんに紅茶をふるまっていただき、
いがらしろみさんの焼き菓子もお楽しみいただきました。
目を閉じて耳を澄まして聴きたい音楽。まさに聖夜を感じます。
ticomoonの音楽は、生の音がやはり一番です。
ハープの音色とギターの響きの重なりは、空気からも感じられるのです。
今回は、新曲もご披露いただいて、また新たなお二人の世界を味わうことができました。
クリスマスの曲では鈴の音も鳴り、自然と心がはずみます。
ticomoonのCDジャケットのイラストを担当された松尾ミユキさんも登場されました。
彼女の絵は、お花、動物、お家、くだもののように、身の回りにあるものが描いているのですが、どこか異国の物語のような世界観があります。
そんな雰囲気がticomoonのワールドとあっているのだろうなと思います。
春からはじまった「はじまりの鐘」リリースツアーのファイナルコンサートとしてNAOT TOKYOで締めくくっていただけたこと、
私たちにとっても感慨深く、嬉しいことでした。
この日を企画してくださったミルブックスさん、ありがとうございました。
窓から見えるスカイツリーはクリスマスバージョンに。今年も終わろうとしています。